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ふとしたときに思い出す、小さい頃の思い出話


  最近友人・知人に次々子供が生まれ、血のつながりはなくとも"叔母さん”になった私。近くにいないけど、時間をみて無料通話アプリなどで頻繁に連絡をとっています。

一番中の良い友達の子供たちも4歳、2歳と大きくなり、電話越しに兄弟喧嘩が聞こえてきたりすると、私も子供のころこんな感じだったかな〜と思い出します。



小さい頃、私たち家族5人は父方のおばあちゃんの家から10キロほど離れた団地に住んでおり、休日になるとみんなでピクニックがてら自転車でおばあちゃんの家に行くこともありました。

当時私が幼稚園年長で、下に3歳と2歳の弟がおり、叩く、つねる、かじるなど兄弟喧嘩は日常茶飯事。

ある日いつもの兄弟喧嘩で、

「お姉ちゃん出て行け!」

と言われた私。私はなぜかおばあちゃんの家に避難することを決意。車でも自転車でも何度も行ったことのあるおばあちゃんの家、すぐ着くと思ったんでしょうね、その当時の私は。

いつも父から

「悪いことしたらここに置いていくからな!」

と言われていて、当時の私にとっては恐怖だったお寺の前にある金剛像も何とか通り越し、あとはまっすぐ、麦畑の横を通れば着くぞ!と思っていたら・・・

目の前に2匹のでっかい犬・・・こっちに向かって来る・・なんか吠えてるぞ・・・

パニックになった5歳に出来ることと言えば、なりふりかまわず、麦畑を突っ切って逃げることでした。声が枯れて、服も顔も足もぐちゃぐちゃに汚れて、突っ切った後にやっと会えた、農作業中の見知らぬ老夫婦に、助けを求めました。

「あの、あの、宅急便と、塩屋です!!」

獣医だったおじいちゃんが亡くなってから、おばあちゃんは自宅で宅急便の取り次ぎ業務と一緒に、塩の販売もしていました。でも、父方なんだから、名前を言えばいいのに、私は何故かこう言ったんですよね。

泥だらけの私を、見知らぬ老夫婦はトラックに乗せておばあちゃんの家まで送ってくれました。

ことの顛末に、おばあちゃんは大笑い。迎えに来た両親にこっぴどく叱られ、涙で滲んだ視界に写る、にやついた弟たちの顔。

その場で兄弟喧嘩ラウンド2が始まったことは、言うまでもありません。


最近引っ越して来た、駅や公園に近く、子供の声がよく聞こえるこの場所で、小さい頃のことを思い出している今日この頃です。古い車、過走行車、事故車を高く売りたい!
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